植物好きだけど虫が苦手なクマ
コグマの時は平気だったんだけど。。
花屋のウサギ
植物好きだけど虫が苦手なクマ
「室内にインテリアグリーンとして観葉植物を飾りたいけど、コバエとか虫が湧くのがイヤだからまあいっか」
と思われる方にオススメしたい用土がセラミス(セラミスグラニュー)です。
セラミスがあれば室内でおしゃれ・清潔に観葉植物を飾ることができます。
今回は、セラミスについてご紹介していきたいと思います。
・土より虫が沸きにくい
・おしゃれな雰囲気がでる
・穴の空いていない瓶などの容器が使える
目次
セラミス(SERAMIS)って何?
セラミス(SERAMIS)とはセラミスグラニューのことで、室内で観葉植物などを育てたいときに使えるドイツ生まれの無菌・無臭の顆粒状粘土の用土です。
特徴として水はけ、通気性、保水性がよく、有機物を含まない為虫がわきにくいので室内を清潔に保つことができます。
色はレンガのような色でおしゃれ感がありますね。
室内のインテリアグリーンとしておしゃれに観葉植物を飾りたくて、土を家の中に置きたくない方にオススメです。
いくら室内に観葉植物を飾るとリラックスできてオシャレだからといっても、土を家の中に置きたくない方は結構多い印象です。
とはいえ、フェイクグリーンなどの造花だとなんか表面がテカテカしてるしオシャレじゃないと思われる方もいますよね。
セラミスならオシャレで虫が発生しにくく、観葉植物のみずみずしい葉の美しさを楽しむことができます。
普通の土の培養土などに比べると値段が高めですが、何度も洗って使えるのでエコでコスパが良いです。
同じような用土としてなじみ深いハイドロボールで植え替えても良いですが、セラミスは水を底面に溜め込まないのでより根腐れしにくいです。
ハイドロボールも気になる方は、観葉植物をハイドロボールで植え替える方法の記事を参考にしてみてください。
セラミスの水やり方法
セラミスに入れた植物の水やりの頻度は、大体1週間に1度くらいが目安です。
植物でも水を好む植物、乾燥に強いサボテンなどの植物によって水やりの頻度は変わってきます。
水やりのタイミングは、セラミスの表面の色が薄くなっているときにあげます。
水分量は容器の1/4程度を目安にあげるようにします。穴の空いていない器の場合は、水が底にたまらないようにします。
透明の容器を使用する場合は、セラミスが乾燥していることがわかりやすいですが、色のついている容器に入れる場合は水位計を使うか、少し表面のセラミスを割り箸などで掘ると乾いているかが分かりやすいです。
セラミスの表面だけ乾いている場合があるので、水位計がない場合は中が見える透明の器の方が育てやすいですね。
別売のセラミスインジケーター(水位計)というものがあると水やりのタイミングが分かりやすいです。
肥料はセラミス専用の肥料がありますが、ハイポネックスなどの液肥でも平気です。
セラミスを入れる容器
基本的に穴の空いていない容器に入れます。透明でも不透明でも大丈夫です。
もちろん穴の空いた容器にも使うことができます。
透明の器を使うメリットとしては水位計なしでも水やりのタイミングが分かりやすいことです。
セラミスをつかうことで小さめの観葉植物ならお気に入りの瓶や入れ物に飾ることができるのが嬉しいですね。
セラミスを使って植え替えてみよう
・カポック(観葉植物)
・穴の空いていないガラスの器
・セラミス
・根腐れ防止剤(ゼオライト)
・割り箸(セラミスを押して固定させる棒状のもの)
今回は観葉植物のカポック(シェフレラ)を植え替えていきたいと思います。
カポックは耐陰性が強く多少日陰でも大丈夫なので育てやすい観葉植物です。
まずはガラスの器にセラミスを入れる前にゼオライト(根腐れ防止剤)を底が見えなくなるくらい入れます。
根腐れ防止剤(ゼオライト)は入れなくても水を溜め込まなければ大丈夫なのですが、念のため敷き詰めておきます。
次にゼオライトの上に器の1/3から1/4程度セラミスを引いておきます。
このときに植物を入れて容器のフチから下に少しスペース(0.5〜1cmくらい)が残るかどうか高さを確認します。
用意しておいたカポックの土を適度にほぐして取り除きます。
セラミスに似ているハイドロボールへの植え替えと違い、土は残したままで大丈夫ですので、土を全部取り除かないよう崩していきます。
根も下の方を少しだけ取り除いて平気です。
小さめの植物なら割り箸を使うと土をほぐしやすいです。
ビニール袋の上などで土を取り除くと周りが汚れにくいです。
そして先ほど用意しておいた容器の中心にカポックを入れて周りをセラミスで敷き詰めます。
周りにセラミスを敷き詰めたら、割り箸の先などでサクサクとセラミスを突っついて隙間をなくしていきます。
セラミスに植物が埋まったらセラミスから鉢のフチまで0.5〜1cmくらいは余裕があるようにしておきます。(器が大きい場合は1〜3cmくらい)
水やりをする時などに用土があふれないようにウォータースペースを空けておくためです。
あとはセラミスに水を浸透させて出来上がりです。器に対して大体1/4くらい水を与えます。
水を入れすぎてしまった場合は、容器を持ち、もう片方の手でセラミスが落ちないように抑えて、洗面所などで斜めに傾けて水を切って完成です。
そのときに排水溝にセラミスを流さないように注意しましょう。
植物好きだけど虫が苦手なクマ
セラミス のメリット・デメリット
セラミスのメリット
・室内で虫が沸きにくく清潔
・穴の空いてない容器に飾ることができる
室内で虫が沸きにくく清潔
メリットとして室内で観葉植物を育てたい場合にセラミスを使うと虫が沸きにくいことです。
普通の土だとどうしても虫が発生しがちなのですが、セラミスは殺菌してある用土なので虫がほぼ発生しないです。
さらに・無菌・無臭なので土の独特な匂いが苦手な方にもオススメです。
穴の空いてない容器に飾ることができる
セラミスは穴の空いていない容器に入れて植物を育てることができるので、ガラスの瓶などのオシャレな容器に自由に飾ることができることも良いですね。
セラミスのデメリット
・土よりも成長しにくい
・赤茶色の一色しかないので好き嫌いが分かれる
土よりも成長しにくい
セラミスは室内で観葉植物を育てる用の用土で、普通の培養土などの土を使うよりも成長が遅いです。
観葉植物を大きく成長させたい場合は、液体肥料などをあげて育てていきます。
室内に飾ると環境にもよりますが、どうしても日光不足で育ちにくいこともあるので、植物育成ライトがあると日光不足の解消に繋がり便利です。
赤茶色の一色しかないので好き嫌いが分かれる
セラミスは赤茶色の用土でオシャレなのですが、一色しかないので複数の観葉植物を透明の容器に入れるとワンパターンになってしまいがちです。
容器の色を変えたり不透明な容器に入れてあげましょう。
まとめ:セラミスグラニューで植物を楽しもう!
今回はセラミスグラニューについてご紹介してきました。
室内でも清潔に観葉植物などを飾ることができて、植え替えも簡単なのでセラミスがあると便利です。
個人的に昔からセラミスが好きでもう15年は愛用してますが今でも気に入ってます。
ドイツ原産のセラミスはレンガ調の色と不揃いな粒の形が魅力的です。
なんでもセラミスを使いたくなってしまいます笑
観葉植物を飾ると癒しの効果があるのでリモートワークのお供にも良いですね。
学習の合間に観葉植物を眺めたり、家事や在宅ワークがひと段落した時などに、お気に入りの飲み物を飲みながら観葉植物を眺めているとリラックスできますよ。
ぜひ、室内でセラミスを使って清潔な観葉植物のある癒しの生活を楽しんでみてください。