シクラメン好きのクマ
家の中で清潔に育てたいなら水耕栽培で育ててみよう
花屋のウサギ
シクラメン好きのクマ
「シクラメンを室内で飾りたい」
「コバエなどが気になるからできれば土なしで楽しみたい」
「水耕栽培(ハイドロカルチャー )に興味がある」
「冬の季節感をお花で楽しみたい」
上記のように思われる方に役立つ記事になります。
今回はシクラメン(ガーデンシクラメン)の水耕栽培(ハイドロカルチャー )についてご紹介したいと思います。
目次
シクラメンの種類
シクラメンの種類には
- ミニシクラメン(シクラメン)
- ガーデンシクラメン
などがあります。
基本的にはシクラメン(ミニシクラメン)は室内用で、ガーデンシクラメンは外用で出回ってます。
ミニシクラメン
ミニシクラメン(シクラメン)は主に室内用のシクラメンで寒さに若干弱いです。
ガーデンシクラメンより株の大きいものが多いですね。
ガーデンシクラメン
ガーデンシクラメンはミニシクラメンより耐寒性があるので外でも育てることができます。
シクラメンは球根なので水耕栽培もしやすく、虫も沸きにくくなるので室内で清潔に育てたい方にオススメです。
ガーデンシクラメンは小さめのサイズなものが主流なので飾りやすいですね。
今回は耐寒性の強いガーデンシクラメンを使用して水耕栽培をしていきたいと思います。
ガーデンシクラメンを選ぶ時は、葉が黄色くなっていなく引き締まっていて葉数が多い株がオススメです。
ガーデンシクラメンを水耕栽培で楽しんでみよう
- ガーデンシクラメン
- ガラスなどの器
- セラミス(セラミスグラニュー)
- 根腐れ防止剤 (ゼオライトやミリオンAなど)
- バケツ、新聞紙、ビニール袋、割り箸(※あればでOK)
今回はセラミスを使用して水耕栽培をしていきたいと思います。
セラミスについてはセラミスを使って清潔に観葉植物を楽しもうの記事を参考にしてみてください。
まずはシクラメンの株のポットをすっぽりと外し、土を軽くほぐしながら上部と下部の余分な土を取り除きます。
鉢の受け皿、新聞紙、ビニール袋などを下に敷くと汚れづらいですね。
私は小さめの株の場合は片付けが楽なのでビニールを使ってます。
今回はセラミスを使うので無難に少し土の固まりを残します。
土を残すバージョンと土を全て取り除くバージョンがありますね。
環境の変化的に土を残すことで失敗しづらくなり、土を取り除くことでより清潔になります。
とはいえ、場所などの環境によりますが、私が同じようにセラミスで育てた観葉植物は土を少し残してもコバエが沸かなかったので今回も少し残します。
土を残したくない方はある程度土をふるい落としたら、常温の冷たすぎない水で根洗いをします。
バケツなどがあれば水を張って洗うとやりやすいですね。
土を全て洗い流す場合は、セラミスだけじゃなくハイドロボールを使ったり、水栽培として育てることもできます。
土を取り除いたらガラスなどの器に入れていきます。
器の形や色はそれぞれ好みによると思いますが、透明だと「水をどこまで与えたのか、乾いてるのか」などが直感で分かりやすいので管理がしやすいですね。
丸い形の器で飾ることで可愛らしさがUPします。
ガラスの器には根腐れ防止剤のゼオライトを底が見えなくなるくらい敷いて、セラミスを入れていきます。
根腐れ防止剤は一応入れているだけなのでなくてもOKです。
ある程度セラミスを入れたら株を仮に入れて高さを調整します。
根が器に対して多いなと感じたら根の下の方の1/3〜1/4ほど綺麗なハサミで切り取り調整します。
高さを調整できたら周りからセラミスを入れていきます。
割り箸などでサクサクとセラミスを押す感じで固定するとうまくいきやすいです。
シクラメンの球根は蒸れないようにセラミスで支える感じで出してあげます。
セラミスで株を全て埋めずに少し浅めでOKです。
ウォータースペース(器の縁〜セラミスまでの空間)を残し、葉が蒸れないように器の外に出してあげます。
セラミスを入れ終わったら水を球根にかけないように最初は多めに1/3程(根を入れたところに水が浸かるくらい)入れて出来上がりです。
セラミスが乾いてきたら浸透させるように水をあげるペースでOKです。
シクラメンは水が足りなくなってくると葉っぱが柔らかくなってくるので、それも目安の一つです。
水を入れすぎた場合はセラミスを手で抑えてひっくり返し水を出してあげます。
上記写真のような水差しがあるとぐるぐる周りから水を与えて球根や葉に水がかからないので便利ですね。
葉の上から水を与えてしまうと、肉厚な葉がセラミスをガードする感じで、水が土に浸透しないことが多々ありますので気をつけてあげます。
あとはできるだけ日当たりの良い窓辺などに飾って鑑賞して楽しめます。
お花は2週間〜3週間くらいは咲いていて、だんだん色があせてきて枯れていきます。
お花がなくなってきても斑入りの葉だけでも鑑賞して楽しめますね。
次から次へとつぼみを咲かせたい場合は、なるべく日当たりの良い場所に飾ってあげます。
日当たりがあまり良くない場合は、日中はベランダなどの外に出してあげるか、植物育成ライトなどを使用します。
ベランダに出して直射日光に長時間当てると透明ガラスの場合、緑色の苔が生えやすく目立ちやすいのでその場合はそっと取り除いてあげましょう。
シクラメン好きのクマ
肥料
シクラメンの水耕栽培に使用する肥料は、水耕栽培用の液肥を入れてあげると長持ちしやすいです。
なければ普通のハイポネックスなどの液肥を使ってあげればOKです。
シクラメンの水栽培
水だけで育てる水栽培でも育てることができます。
ヒヤシンスなどの球根用の花瓶があると株を支えやすく飾りやすいですね。
シクラメンの茎を引っこ抜いてカットし切り花としても楽しむことができます。
シクラメンの取り方
シクラメンに雑菌が入らないように根の下の方を持ってひっこ抜きます。
ダメになった花がらや黄色くなってきた葉などを取り除くときも、ねじるように引っこ抜いてあげます。
セラミスなどに植えて間もない場合は株ごとすっぽりと抜けないように、株元を抑えて引っこ抜くとうまくいきますね。
飾る用に引っこ抜いたシクラメンは、その後に斜めにカットして1週間程花瓶に活けて楽しむことができます。
シクラメン好きのクマ
まとめ:ガーデンシクラメンに癒されよう!
今回はガーデンシクラメンの水耕栽培についてご紹介してきました。
シクラメンは冬が近づいてくるとお花屋さん、園芸店、ホームセンターなどで見かけると思いますので季節の花として楽しむことができます。
お花屋さん的には「そろそろ年末が来たか」などと思われる方も多いかと思われます笑
室内でもシクラメンのお花を清潔に楽しむことができるので、ぜひ参考にして楽しんでみてください。