植物好きなクマ
花屋のウサギ
植物好きなクマ
「手入れが楽で可愛い植物を育てたい」
「ちょこっとベランダや、室内の窓辺のテーブルの上に丈夫な植物を飾りたい」
「多肉植物に興味がある」
上記のように思われる方に役立つ記事になってます。
今回は可愛らしくインテリアグリーンとしてもおすすめの多肉植物についてご紹介していきたいと思います。
多肉植物は基本的には丈夫で育てやすいので、すぐに植物を枯らしたくない方にオススメです。
目次
多肉植物とは?
多肉植物は、茎・葉・根の中に「水分」を蓄えているアフリカなどの乾燥した地域で生育している植物です。
葉が肉厚で見た目がプニプニしていて可愛らしいのが特徴ですね。
株自体に水分を含んでいるのであまり水やりをしなくてもよく、水やりが面倒だったりと管理が苦手な方でも育てやすいです。
多肉植物は小さい株が多いのでデスクの上などにちょこっと置くだけでも小さな癒しの空間ができます。
いろいろな種類の多肉植物を寄せ植えにしてもお洒落でにぎやかになりますね。
鉢の奥を丈が高めの株、手前は小さめの株、周りはグランドカバーにも使えるセダム系で敷き詰める、など寄せ植えのレイアウトを考えるのも楽しいです。
お気に入りの動物のピックなどをポイントとして挿しても良いですね。
ベランダなどで長く育ててると多肉植物が暑さや寒さに耐えて木質化(もくしつか)するものもあるので味が出てきたりします。
多肉植物は種類が豊富で交配種などもありコレクション性も高いので楽しく育てることができますね。
主な多肉植物の種類・育て方・3つの型
多肉植物は種類が豊富ですが、主に育て方などが異なる3つの季節タイプがあります。
その中でも種類によって育て方は違うのですが大体は春・秋型・夏型・冬型の3つの季節型になります。
それぞれの季節が成長期で成長する速度が早いです。
多肉植物の型 | 水やり | 置き場所 |
---|---|---|
春・秋型 |
春・秋は土が乾いたらたっぷり 夏・冬は休眠期なので控えめ 夏は葉水を与える程度 |
日当たりと風通しの良い場所 真夏は直射日光を避けた場所 冬は室内の日当たりが良い場所 |
夏型 |
春・秋は土が乾いたらたっぷり 夏は夕方の涼しい時間帯に 冬は控えめ |
直射日光を避けた風通し・日当たりの良い場所 冬は室内の日当たりが良く寒くなりすぎない場所 |
冬型 |
秋から春は土が乾いたらたっぷり 夏は休眠期なので水を控え、小型のものは土が湿る程度与える |
春夏は半日陰、秋はひなたで日光に当ててあげます 冬は室内の風通し日当たりが良く寒くなりすぎない場所 |
春・秋型の多肉植物
エケベリア
エケベリアは、バラの形のようなロゼット状の形をしています。
ホームセンターやダイソーなどの100均でもよく見かけるタイプですね。
花が咲くものもあります。
500円玉くらいの小さい株もよく売っているので寄せ植えにしても楽しめます。
暑さにも寒さにも強いほうなので多肉植物初心者の方でも育てやすいです。
葉がプニプニしていて丈夫で可愛らしいです。
紅葉を楽しめる品種などもあります。
VERVEなどのネットショップでも多肉植物を購入することができて便利です。
セダム
セダムは粒が縦に伸びていて増えやすくとても丈夫で水を好む多肉植物です。
丈夫な特性からグランドカバーとしても大活躍しますね。
そこまで手入れなどしなくても、いつの間にか大量に増えてることがよくあります。
増える分にはなんかお得感があるのでOKです笑
春・秋は土が乾いたらたっぷり水やりをします。
夏・冬は休眠期なので水は控えめです。
コチレドン(熊童子)
熊童子(くまどうじ)とも呼ばれふわふわの産毛とクマの手のような感じプニプニ感が可愛いです。
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気に入ったよ♪
シルバーっぽい色の銀波錦のような夏型のタイプもあります。
セネキオ(グリーンネックレス)
セネキオ(グリーンネックレス)は名前に「ネックレス」とつくだけあって垂れ下がる感じがオシャレですね。
台の上に置いて垂らしたり、フックで鉢をぶら下げたりとネックレス感を楽しむことができます。
ハオルチア (ハオルシア)
ハオルチア (ハオルシア)は、種類が豊富で半透明のものもあり日が当たると中が透けて見え宝石のように美しいです。
直射日光が苦手なため室内の窓辺で育てることができます。
透明窓の粒が美しいオブツーサや、葉が硬いアロエのような形の十二の巻など、軟質〜硬質なものまでさまざな種類があります。
オブツーサは光が当たるとキラキラ反射し、中が透けて見えるところやプリプリ感がお気に入りです。
美しくレアなものもありコレクション性も高くオススメですね。
多肉植物の中では、ハオルチアのコレクターの方も多い印象です。
ハオルチアは室内で育てられますが、日光不足だと徒長(ひょろっと縦に伸びる感じ)してしまうので、植物用のライトがあると便利です。
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夏型の多肉植物
パキフィツム
パキフィツム(月美人・星美人)は、プニプニ感が大きくプリッとふっくらしていて可愛らしい多肉植物ですね。
夏型ですが、高温多湿が苦手なので夏の水のやり過ぎに注意が必要です。
カランコエ
カランコエは種類が豊富で見た目も触った感じもフワフワしたものなどがあります。
ホームセンターなどでもよく見かけるタイプですね。
お花が咲くタイプなどの種類も楽しめます。
クラッスラ
クラッスラは、種類が豊富で小ぶりなものから高さのあるものまであり、小さな花も付き楽しめる多肉植物です。
クラッスラの「金のなる木」は有名でよく見かけますね。
夏型以外にも、春・秋型、冬型もあります。
アロエ
アロエは、肉厚なフォルムとトゲトゲな感じが絶妙ですね。
耐寒性もある方なので育てやすいです。
アガベ
アガベ(リュウゼツラン)は、種類が豊富でアロエのような形でトゲトゲしていてカッコ良いですね。
カッコいい系の植物を求めてる方にオススメです。
シュッとしててカッコ良く、黒系などのモダンなインテリアとの相性も良いことから、アガベのコレクターの方も多いですね。
暑さや寒さに強いものが多く育てやすいです。
ユーフォルビア
ユーフォルビア大明神は、家に飾ると魔除けになり幸福を招くといわれていますので縁起が良い植物です。
ユーフォルビアは、見た目がほぼサボテンですね笑
サボテンについてはサボテンを飾ろうの記事を参考にしてみてください。
ゴツゴツ感や独特で不思議なフォルムがスタイリッシュでカッコイイ多肉植物です。
パキポディウム
マダガスカル、アフリカ原産のパキポディウム(属名)は、幹にトゲがあり葉が上部に生えていて南国っぽい雰囲気が出ますね。
塊根植物(コーデックス )ともいい、レアなものなど種類も多くありコレクション性が高いです。
【コーデックス】塊根植物を飾って癒されよう【不思議なフォルム】
冬型の多肉植物
リトープス(メセン)
リトープスは高さがあまりなくコーヒー豆みたいな形をしているユニークな多肉植物です。
なんとも形が独特で育ててると植物マニアっぽいですね笑
春先に脱皮するので脱皮してきたら水やりをやめます。
秋から冬にかけて真ん中から白、黄色の花が咲くのが楽しみですね。
脱皮と花を楽しむことができます。
夏は休眠期なので半日陰に置き水を与えないようにします。
冬は日光になるべく当ててあげます。
コノフィツム
コノフィツムはプニプニしていてリトープスのように高さがあまりなくハート型に見えるものもあり可愛らしいです。
リトープス同様に春先に脱皮するので脱皮してきたら水やりをやめます。
秋にピンク、白、黄色の花を咲かせます。
多肉植物の土
多肉植物の土は、土が乾きやすい水はけが良いものがオススメですね。
多肉植物用の土の中でも室内向けの堆肥(たいひ)が入っていないものもあり、清潔で水に濡れると色が変わり水やりもしやすく、虫がよりつきにくいのでオススメです。
多肉植物の増やし方
多肉植物を増やす方法は主に株を分ける株分け、葉を土に挿す葉挿し、茎を挿す茎挿しで増やすことができます。
取れてしまった葉を土の上にほったらかしといても増えていることがあるので、品種にもよりますが多肉植物は丈夫で増やしやすいですね。
まとめ:多肉植物に癒され楽しもう!
今回は多肉植物についてご紹介してきました。
多肉植物は育てやすくとても丈夫で株が小ぶりで可愛らしいものが多く、飾るスペースがあまりなくても楽しめるところが良いですね。
お花と一緒に飾ってあげてもオシャレでナチュラルな空間になるのでオススメです。
それぞれに個性もあるので楽しく育てることができます。
ぜひ、ブログ記事を参考にしていただき多肉植物に癒され育ててみてください。