正月に向けて準備中のクマ
お正月に向けて何を飾ればいいんだっけ?
花屋のウサギ
正月に向けて準備中のクマ
「年末って何を飾ればいいんだっけ?」
「正月飾りはどれを選べばいいんだろう?」
「いつ飾っていつ外すの?」
上記のように思われる方にオススメの記事になってます。
年末行事として正月用のお飾りを準備して飾り、良い年を迎えたいですね。
今回は、正月飾りや門松などについて紹介していきたいと思います。
まずは門松(かどまつ)についてみていきたいと思います。
- 2024年12月28日(土)〜2025年1月5日(日)
目次
年末に正月飾りの門松を飾ろう
門松(かどまつ)は歳神様の道標として目立つように立てて、松が常緑であることから縁起が良いとされていますね。
一般的に一軒家などの家庭では、門松や若松の枝を門(玄関)の両脇に飾ります。
歳神様とは、祖先の御霊、田の神様と信じられていて、お正月に各家庭に訪れて1年の幸せを与えてくれると伝えられています。
松には小さめのサイズのからげ松、若松、根がついている根引き松、荒神松(こうじんまつ)、大王松(だいおうしょう)など種類が色々あります。
玄関には主に若松(門松)を飾ります。
マンションなどで門松を飾ることができない場合は、リースタイプの正月飾りを飾るとスッキリしていて邪魔にならないです。
フックがなくても両面テープが一緒についている商品もよくありますので安心ですね。
外には飾れなくてもミニチュアの門松なら気軽に室内の棚やデスクなどに場所を作り置けるので可愛くてオススメですね。
門松はなぜ飾るの?
歳神様が年初に訪れて、その年の豊作、無病息災を約束してくれると言い伝えられ古くから飾る風習があります。
正月飾りはいつから飾るの?
飾る日は29日(二重苦など)と31日(一夜飾りだと失礼なので)を除き、一般的にはクリスマスが終わってからの27~28日に飾ります。
本来は正月事始めとして12/13~12/28の間とされています。大掃除が終わってから飾るのが基本ですね。
なのでできれば28日までには大掃除は終わらせておきましょう。
正月に向けて準備中のクマ
大掃除を頑張って早めに終わらせてクリスマスリース→正月飾りの順に飾ろうかな♪?
正月飾りはいつ外すの?
正月飾りを外す日は地域によってことなるのですが、大体は松の内の7日の早朝に外します。
おおまかに、関東地方では7日まで、関西地方では15日までのことが多いです。
正月に向けて準備中のクマ
OK〜!
関東在住だから7日には外すよ♪
正月飾りの処分方法
飾り終えた正月飾りの捨て方としては、1月15日頃に行われる「どんと焼き」などにもっていきお焚き上げに出すか、各自治体に従い家庭ゴミとして出します。
家庭ゴミとして出すときは、お塩で清めてお礼と感謝の気持ちを込めつつ新聞紙などで包んであげて、他のゴミとは別の袋に入れて、処理をしてあげるのが良いとされています。
正月飾りの種類・名前
輪飾り
輪飾り一つに対してウラジロ2枚と若松を一緒に玄関の両脇に対で飾ったり、ドアノブにかけたり台所などの水まわりに飾ったりします。年末が近づいてくると花屋さんやスーパーなどで見かけますね。
ウラジロ(裏白)
ウラジロはシダの仲間です。葉の裏が白いことから、心に裏表がなく清廉潔白を表しているとも伝えられていますね。
生のウラジロは乾燥するとすぐに縮れてしまいますが、そういうものなのでそのまま飾りましょう。
ウラジロを購入してそのまま置いておくとカリカリになって縮れていて最初はびっくりしました
(笑)
花屋などでは、フィルムに入っていて乾燥しないように売っているお店もありますね。
年末に花屋に行かれる方は店員さんに「ウラジロありますか?」と聞いてみましょう。
在庫があるかもしれません。
ウラジロは鏡餅の下に飾ることもあります。裏の白っぽい部分が上になるように飾ってあげます。
鏡餅は神棚、床の間に飾るのが一般的ですが、ない方も多いと思いますので地域によっては玄関から離れた場所、高い位置で家の大事な場所に飾ります。
ユズリハ(ゆずり葉)
葉だけを使い輪飾りにつけたり、鏡餅に添えたりします。
家が代々続いていく(親が子に代を譲る様)ように縁起が良い木とされています。
花屋でも1枚ずつ売っているお店があります。小さめの葉のヒメユズリハがよく出回っていますね。
しめ縄
しめ縄は尺(しゃく)によって大きさが違い、主に神棚の上部に飾ります。
1尺・・約30cm
2尺・・約60cm
3尺・・約90cm
というように尺の数が増えると大きなものになっていきます。
長さだけじゃなく太さもどんどん太くなっていきます。
神棚の左右の空間に余裕がある場合は少し大きめ(1尺分)のもの、空間に余裕がなければ神棚と同等のサイズのものを飾ります。
製品によって若干cmが違ったりするので、「1尺はだいたい30cm」ぐらいという感じです。
穂先の曲がっている部分の長さまで入れるともっと長くなります。
しめ縄は基本的には、紙垂(幣束)という白い紙がセットになっています。
ごぼうじめと大根じめ
全体的に細めのごぼうじめや、真ん中が太い大根じめなどがあります。
職業や地域によって左右飾る向きがそれぞれ違いますが、一般的には太い方を右にして飾ります。
玉飾り
関東地方では玉飾りという、玄関に飾る豪華なしめ縄飾りがあります。
飾る場所が確保できる場合は豪華な玉飾りを飾りたいですね。
橙や扇、海老などの飾りがついているとより豪華に見えますね。
橙がついていると少し重いので落下しないように取り付けます。
玉飾りを飾って清めるときは、家内に災いが入ってこないようにと願いながら飾ります。
マンションなどに飾る場合は、小さめのリースを飾ると良いです。
種類も色々あるので自分好みのリースを選ぶと良いですね。
最近ではお洒落な感じのものもよく出回っています。
クリスマスリースを飾っている方は、リースを片付けた後にお正月飾りを飾るとタイミングが良いですね。
神棚(かみだな)
昨今マンションなど構造上、壁に神棚を取り付けられなくても棚などの高い位置に飾れる神棚もあり便利ですね。
壁面を傷つけることなく、洋室でもオシャレに飾ることができます。
年を跨ぎ、初詣にいき正月の縁起物の「お札(おふだ)」や「破魔矢(はまや)」を購入して飾る場所に困る方にもオススメです。
まとめ:正月飾りを飾って良いお年を迎えましょう!
今回は正月飾りの門松などについて解説してきました。
正月飾りは縁起物なので綺麗に飾りたいですよね。
年末が近づいてくると、花屋やスーパー・ホームセンターでも門松や輪飾りなどを売り始めますが、インターネットでも購入できるので、事前に購入しておくとバタバタと慌ただしくならず良いかもしれません。
お正月用のお花を自分で活ける方やアレンジメントのお手入れする方は、花瓶と花専用のハサミを用意しておくことをオススメします。
年始からハサミはあまり使いたくないものですが、お花の手入れなどに花専用のハサミを一家に一つは持っておくと、お正月の季節に出回る松、桜などの太めの枝や千両・万両・南天などもサクサクと簡単に切れるので優雅にお正月を過ごすことができます。
年始から力をいっぱい使わなくてすみます笑
花専用のハサミなどについてはこちらの部屋に花を飾ってみませんか?の記事を参考にしてみてください。
【初心者にオススメ】部屋に花を飾ってみませんか?【花を飾る余裕がない方も】
正月飾りやお花を飾って新しい年を気持ちよく迎えていきましょう!
少しでも読んで頂いた方の参考になりましたら幸いです。
正月に向けて準備が整ったクマ